私は、昨年の5月あたりから茶道(裏千家)を月一回のペースで学んでる。アバンギャルド茶会として近藤先生が主催している茶会で、毎回お茶についていろいろと学ぶことが多く、本当に楽しい。
私の書道の先生、石川徳仁先生から紹介で近藤先生を知ったのだが、茶道をやるようになってから、いろいろと人生に変化があった。
大きかったのは、この趣味を通じてさまざまな出会いがあったことである。そこから、茶道についていろいろな体験をすることができた。例えば、京都の楽美術館で、楽茶碗を拝見。山崎にある千利休の茶室、待庵の見学。京都で和菓子作りの体験など。また経堂で、実際茶碗を粘土から作る経験(陶芸体験)。また茶杓削りの体験など。
一つ一つが、茶道の道具の理解につながっているのみならず、「身体で実際に体験すること」こそ、日本文化の神髄ではないか、ことがわかってきた。
今回、九谷焼の絵付け体験をするために、品川へ行ってきた。先生は陶芸家の北川チカ先生。実際に何作か作品を見ているが、力強く素晴らしい。
やることは、非常に単純。まっさらな九谷焼に絵を書き絵の具で塗っていくということ。時間は足りないから効率よくと言われたが、案の定、2時間半があっという間に過ぎ去った。
まず、自分の大好きなダイビングで見てきた魚たちの絵を描いた。マンタ、ジンベイザメ、カクレクマノミ、ホワイトチップシャーク、カニなどなど。
そして、一つずつ魚たちに色を加えていった。
合計で9人ぐらい参加していたかと思う。それぞれ一人一人同じ九谷焼なのに、違った絵で違った色をだしている(facebookに他の作品の絵をアップした)。見るのもよし、やるのもよし、非常に楽しかった。
5月の下旬に焼き上がった姿が新宿でみれるとのこと。桐箱に包みをくるんで、最終的に持ち帰ることになるので、今から楽しみ!
コメント