瞑想について、何回かヨガのクラスで学んだが、なんだかしっくりとこなかった。今回もあまり期待せずに、瞑想の基礎を受けに行ってきた。
実際に受けてみて、さらに体験してみて思ったことは、瞑想は深いものであること。そして実践しやすいものであることに気がついた。
瞑想とは、ある一点に集中することであること。今回呼吸とロウソクの火に集中するという二つのアプローチをとったのだが、対象はなんでもいいのだそうだ。
まず呼吸に意識を向けながら、目をつぶり、座り方を自由に10分。映像や雑念が出てきたら呼吸に意識を戻す。呼吸への意識と雑念の意識の行ったり来たりの10分を体感。これは、10分の瞑想を何度かやったが、雑念が全くないということはなかった。まぁ、普通ならばそうなると先生からは後でいわれたのだが、、、
心は、「面白いもの」に対し意識を向くもの。だからおもしろい映像、雑念が思い浮かぶと、退屈な呼吸よりもそちらに意識が行くらしい。
更に、呼吸に意識を向けていると、どうしても呼吸を意識的に動かしてしまうこともあり、また、一時的に眠くなることもあった。というのは心は、刺激をある程度ないと退屈し、心の拒絶反応で、睡魔が襲うとのこと。
逆に、瞑想の前にストレッチして、姿勢をよりとりやすくしたり、瞑想中に呼吸を意識的に深くすることもした。これは心へある程度刺激を与えることになるので、そのことでより呼吸に意識できるようになった。
また呼吸には浅い深い、暖かい、冷たいなどもあり、その人の心の状態とリンクすることがロウソクという表情のないものを一点見つめる方法の瞑想を行ったときに気がついた。
瞑想には、意識的にエネルギーを高める、ヨガ、呼吸を深くする、ストレッチするなどで、心を一点に集中する方法と、あくまでも今起きている内面を観察する方法の二種類あるんだそうだ。
カラダのある一点に集中することで、心を落ち着かせる瞑想。その瞑想を通じて、心は澄んだ状態、落ち着いた状態になる。そのことは、世の中のあるがままの姿をみることにつながる。最終的に、自分の中での「気づき」が増すのだそうだ。
まだそこまでたどり着くとは到底思えないが、瞑想は前から少しずつやっていきたいと思っていたので、是非これからやって行きたいと思う。
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