今年から、縁があって、毎月何らかの読書会に参加している。
読書会には、大まかにいって、テーマの本を紹介し合う方法と、課題本が与えられ、それを読んできて感想を交換し合う方法がある。先ほど参加した会(7月27日開催)では、前者のやり方で、テーマは旅。出席者、8名がそれぞれの切り口から本を5分ちょっとで紹介。
紹介本の例で言えば・・・
トロイ遺跡で有名なシュリーマンが遺跡を発掘する前に、日本へ旅したときに書いた体験記
高知県の実話がベースとなって書かれた県庁おもてなし
現代アート本、ネオトニ・ジャパン
中国は、戦国時代の晋の君主、重耳について
そして私が紹介した安藤忠雄の「建築を語る」
などなど。これらを含めて合計で20冊以上。今にでもじっくりと読みたい本ばかり。
そして、人からの本の紹介は刺激があり大切なんだなぁ、と改めて感じることができた。
旅というのは、自分のおかれているところから離れるという事で、一つは、現実逃避。そしてもう一つは、異なる環境に身を置くので、成長の機会を与えてくれる。
ある意味、相異なる二つを体験することができる。
それは読書でも同様の体験が得られる。すなわち、今回の読書会の紹介本を通じて、
本と旅が非常に強く関連し合うこと
を改めて発見できた。
旅と本。旅という視点が得られたので、このテーマもいずれか、集中的に読んでみたいと思う。
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