世界茶会の岡田和弘さんが開催するイベントは非常に面白く、過去に茶杓、九谷焼の絵付けなどを体験した。
今回は、なんと置き庭。実際のワークショップは23日に行われる予定だが、今回はそのプレ的な意味をこめて実際に作家さん(私個人で作った訳ではないです)によるデモを見た。富士砂、けと土、赤玉土などの砂を使い、炭(割れ炭)や苔で庭を見立てる。簡単に見えて、難しいんだろうな、という印象があった。
実際の現場について写真に譲るとして・・・。感じたこととして、
庭作りは、模型を作る際にかんじることと似ていて、自分の世界に簡単に入っていけるような印象を受けた。そのことで、心がだんだん穏やかとなり、自分の内側に目を向けられるようになる。個人的には見ているだけで、ヨガのやっている境地に似て、すばらしくリラックス出来、ストレスが解放されているような感じだった。
しかも、うまい下手、というのを意識する必要がなさそうだし、自分の事をしっかりと表現できる。これは、やっていて、楽しそうという印象を受けた。
箱庭療法というのを心理学者の河合隼雄氏の著作で聞いた事があるが、実際に見ていると、心理学的にもいい影響を及ぼせる事に関して頷ける。
来週、オランダから戻ってきたらすぐワークショップ。実際自分の手で、オリジナルな庭作りをしてみたい。