パラオでのダイビングについて、このブログでは触れていなかった。
9月の終わりにダイビングしに1週間にわたり、3度目のパラオに行ってきた。
雨期であり、台風も発生しなかなか行きたいところには潜れなかったが、
きれいな海を眺めながら、リラックスするというのもいいなぁ、と思いつつ、約1週間過ごした。
ダイビングというのは、流れの急なところに魚たちが好んで現れるので、それを狙うと、大変な事に遭遇する事が多い。
実は、パラオというのはナポレオンを含むダイバーにとっては見たいと思う魚の宝庫だが、その一方で、流れが急なところが多い。例えば、ブルーコーナーというダイビングスポット(下記の写真参照)は、流れていて、ダイバー泣かせとして知られている。
このため、ボートでダイビングの場所へ行こうとすると、波に飲み込まれ、ボートが揺れるのだ。
今回も大波に揺れながら、ボートでダイビングスポットへの移動が何度かあったが、運転しているガイドさんが、とにかくうまく波にのって船を動かしているのに心が動かされた。
斜め四十五度からうまく波を読みながら横切ることや、風や海の流れをよんだりしつつ、場所を決めるのだが、それは天性の勘で判断する。
なんだか、こういった舵取りはまるで人生を見ているように感じる。自分自身も様々な波を乗り越えてきた経験を持っている。そして、そういった経験を持つと、波を読むことができて、次回以降は、風や流れを見ながら対処できるようになるのでしょう。
今まで、そういった目でダイビングを見た事がないので、今回のパラオの旅。学ぶ事が多かった。是非、次回以降もダイビングを通じて何か気づきを得たいと思う。