人の出会いを見直す意味で、テーマ別、すなわち自分の関心事である、読書、仕事、コミュニケーション能力(心理学への関心)、体調管理、ヨガなどの切り口で2009年5月作成した事がある。
これは、それぞれの項目について誰から学んだのか、なぜ関心を持つようになったのか?を0歳、10歳、20歳、30歳、現在とタイムラインを引いた上で、自分の形成した人間との出会いを書いたものである。
両親、学生時代の友人、読書、そして社会人になってから、それぞれ影響を受けた人について流れが一覧できるようになっていている。
見直してみると。。。
2年前に頻繁にあっていた人とは、驚くべき事にほとんどあっていない。自分の関心事が変わったせいか、想像もできなかった人、この紙に乗っていない人と会っている回数の方が圧倒的に多い。つまり、自分の人間としての幅を広げてくれる人に変化があるのだ。
つくづく、周りの人間関係という環境が、自分を決めるのでしょう。
そして、この一枚の流れの紙を見ると、他に気づくことがある。
1)それぞれの時代に(不思議な表現に聞こえるかもしれないが)、MVP(most valuable person)といえるような出会いがある。
2)そのMVPは、ガイド役で自分の興味に会うようなものや人に出会わせてくれる。
3)そのMVPの役割にある一定の目処が立つと、また別のMVPが現れる。
最近、そういったMVPは直感的または身体感覚といってもいいのかもしれない。なんとなく分かってくるようになってきた。
どういうわけだか、そういう人はこっちから積極的にアプローチしなくても、偶然な出来事で再び再会したり、縁が継続するからだ。
そういった出会いを通じて、趣味の幅が広がったり、自分の仕事の内容も広がるようになった。
出会いの際、大切にしている事がある。それは、自分の興味のある事、心からわくわくすること、動かされる事といった感性というアンテナは磨くようにしていること。そして、それに対して素直になること。
これを磨いていると、その感性にあった人と出会う確率は高まる(逆に、嫌いな人、感性の会わない人には出会わなくなる、あるいは遠ざかってくれる)。
出会いというのは、ある意味、偶然やたまたまといった要素がある。アンテナさえ磨いておけば、あとはなすがままというのが私の考え。
これからも、こういった考えで出会いを楽しみたいと思う。